厚木市 勇善会 空手道 スポーツ少年団
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剛柔流国際空手道古武道連合総本部

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空手の誕生と流派について
 空手は琉球(沖縄)で生まれた琉球武術です。昔は単に「手」とか「唐手」と言い、中国武術の影響を強く受けています。琉球王国の城のあった首里(しゅり)で栄えた手と最大の貿易港だった那覇(なは)で栄えた手に大別されます。それらは基本、型さらには組手や戦闘理論が違います。
 大正時代から沖縄の名人たちが個々に日本本土に伝え、その人脈から松濤館(しょうとうかん)流、和道流、糸東(しとう)流が組織されました。それらに剛柔流をあわせて日本空手の四大流派といいます。
 なお沖縄では剛柔流と上地(うえち)流と松林流(小林流/少林流)をあわせて沖縄の三大流派といいます。剛柔流は沖縄と本土の両方に存在するわけですが相違点は少なくありません。
 戦後はさらに細かな会派や団体に分かれ、また新流派もどんどん作られ、近年はキックボクシング等から生まれたカラテも参入し今は無数と言える流派、会派、組織が分立した業界になっています。

 剛柔流形成期の名人たち。


左から東恩納寛量とその弟子たち宮城長順、許田重発、比嘉世幸。

型の名前の意味 
 空手の型は奇妙な名称のものがほとんどです。もともと日本語ではなく19世紀中国南方の言葉が原型だからです。近世まで沖縄の空手は家元制で簡単に弟子入りできず謝礼も大変だったようです。「型」は様々な秘伝技法の集成で、師から弟子へ一子相伝的に伝えられるのみでした。
 琉球王国時代、役人として採用されるには学問や詩、芸能に加えて武術(手)が国王の前で審査されたそうです。空手の型のうまさは役人になるための条件だったわけです。空手の型が中国武術とは異なる様式美を持つのはそのためと言われます。 
 型の名称は発音のみで伝わり、それぞれの流派や会派で漢字を推定しています。セイエンチンという型は「征遠鎮」とか「制引戦」とか「青鷹拳」と書かせる道場が多いようです。 型の技法は中国武術と同様に動物の戦い方をヒントにしたものが多く、それを知っておくと型を行うときにイメージしやすいと思います。



2019.8.2 巻き藁(まきわら)
 これは「まきわら」という空手の代表的な練習用具のひとつです。これで正拳や手刀をはじめ、手足の各部位を鍛えます。上へいくほど薄くなるヒノキの柱でできており、先端には皮がまいてあります。そこを突きます。


 まきわらはたいへん弾力性があります。
鍛錬では正拳突きをしたらすぐ拳を引くという動作はせず、突いた瞬間、肩と甲骨の動きで拳をさらに押し込みます。そして、手がまきわらの弾力でハネかえってくるのを自然にひき手します。下の写真を見てください。
また写真をクリックすると打ち込んでいる動画がみられます。



















 空手の突きは、当たった瞬間と、押し込んだ瞬間の二つの衝撃のピークがあります。
中段を突くときは背骨を折るつもりで、上段を突くときは後頭部へ正拳が突き抜けるつもりで、と昔から言われています。


 
 巻き藁を突くと突きが全身運動だということがよくわかります。空手は、まきわらで拳足を鍛えるのが本来です。

 空手伝統の練習方法のひとつ「掛け手」。下の画像をクリックしてください。


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 この写真は、相手の右中段逆突きを左内受けで受けると同時に右引き受けで袖を引っぱり相手の勢いを前方へ崩し、間髪を入れず相手の右腕を左回し受けして体のバランスを後方へ崩し、ガラ空きになった体に中段突きを入れるという、相手の重心をコントロールする訓練で、引き受け・裏受け・回し受けという剛柔流特有の受け技の感覚を体得する練習です。
 これによって相手の体のバランスを崩して相手を投げたり倒したりするコツを会得します。
 円運動は空手の原理です。