厚木市 勇善会 空手道 スポーツ少年団
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剛柔流国際空手道古武道連合総本部

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国際ホームページで公開した記事を翻訳して適宜掲載します。

2019.8.2 巻き藁(まきわら)
 これは「まきわら」という空手の代表的な練習用具のひとつです。これで正拳や手刀をはじめ、手足の各部位を鍛えます。上へいくほど薄くなるヒノキの柱でできており、先端には皮がまいてあります。そこを突きます。


 まきわらはたいへん弾力性があります。
鍛錬では正拳突きをしたらすぐ拳を引くという動作はせず、突いた瞬間、肩と甲骨の動きで拳をさらに押し込みます。そして、手がまきわらの弾力でハネかえってくるのを自然にひき手します。下の写真を見てください。
また写真をクリックすると打ち込んでいる動画がみられます。






















 空手の突きは、当たった瞬間と、押し込んだ瞬間の二つの衝撃のピークがあります。
中段を突くときは背骨を折るつもりで、上段を突くときは後頭部へ正拳が突き抜けるつもりで、と昔から言われています。


 空手の突きとボクシングのパンチは違うタイプの突きです。空手の突きは突きの衝撃を身体の奥まで押し込む突きです。だから、まきわらで鍛えた拳や手と全身の動きは板、カワラ、石、ブロック、レンガなど固い物を破壊する威力を持つわけです。
巻き藁を突くと、突きが全身の運動だということがよくわかります。空手は、まきわらで拳や手刀を鍛えるのが本当なのです。

2017.2.19 昔ながらの稽古法 掛け手
 
空手伝統の練習方法のひとつ「掛け手」。下の画像をクリックしてください。


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この写真は、相手の右中段逆突きを左内受けで受けると同時に右引き受けで袖を引っぱり相手の勢いを前方へ崩し、間髪を入れず相手の右腕を左回し受けして体のバランスを後方へ崩し、ガラ空きになった体に中段突きを入れるという、相手の重心をコントロールする訓練で、引き受け・裏受け・回し受けという剛柔流特有の受け技の感覚を体得する練習です。
 これによって相手の体のバランスを崩して相手を投げたり倒したりするコツを会得します。



2017.1.3獅子舞と空手の型

  

むかしはお正月といえば獅子舞が"家庭訪問"してきたものでした。今は各地域どうでしょうか。(写真は沖縄の獅子舞)
 獅子舞は日本各地で見られる民間伝承ですが、実は南アジア・東南アジア・東アジアに広く見られる民俗芸能でもあります。スリランカ人は自分たちをシンハラ族とよんでいますが、これは獅子(シン)の子孫たちという意味です。旧正月の横浜中華街の獅子舞はよくテレビで報道されますし、沖縄の獅子舞はたいへん豪快でパワフルな蹴り上げなど見られ格闘技的な要素を感じます。

 

さて剛柔流空手にサイファ(獅法)という型があります。(写真左)よんで字のごとく獅子の動作を表象した型です。また鶴拳の要素もあります。獅子頭をつけたら獅子舞そのものではないかと思ってしまいます。上の写真の動作は中国南方から台湾、沖縄にかけて武道や芸能の神として広く信仰されている九天風火院という道教の神の姿勢ととても似ています。(写真右)

 その中国南方の福建省の福州地方は空手のルーツの地のひとつです。そこでは獅子舞のことを拍獅(パウサイ)といいますが、空手の型にパッサイという型があります。また獅子舞の頭役を陣頭(チントー)とよびますが、空手の型にもチントーという型があります。なんらかの関係があるのではと思います。

 

アジアでは獅子は神秘的な力の象徴です。獅子舞は各民族の神事や芸能、武術と深いかかわりを持ってきたのでしょう。(写真はサイファの一場面。獅子が吠えるイメージで敵の脇腹の急所へ獅子の拳を打ち込む。)
 サイファは古い動作、たとえば武士のちょんまげを指でひっかけて頭をたぐりよせる動作とか、自分のちょんまげを敵につかまれないように後頭部を守る動作などあって歴史的に興味深いです。